動悸 不眠 便秘体質 自律神経の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
ハードな仕事をされている55歳女性の方。
もともと人間関係に気を使うタイプではあるが、つい最近、ショックな事があり、それから、動悸がするようになり、不眠にもなってきたとのこと。
ご主人が心配して、精神科に連れて行かれ、西洋薬を処方されたが、ご本人さんは、何か飲みたくなくて、漢方薬で体調を改善できればと思いご来店されました。
何かしら考えて中々寝付けなく、中途覚醒もありました。
暖かいところに行くとすぐに顔がほてり、便秘体質でした。
まだ、西洋薬を服用して1週間で間もないため、改善しやすい状況ではありました。
まずは、2週間分の漢方をお出ししました。
「腎」は老化と関わる臓器で、その「腎」と関係の深い「水」が、年と共に少なくなってくると、「心=精神」にかかった「ストレス火」を簡単に、消す事が出来ず、顔のほてり、動悸、不眠等が生じてしまう事があります。
そういった症状を緩和する、「腎の水」を増やして、「心の火」を消し、不安感を落ち着かせる漢方薬と、考えもしなくていいことをクヨクヨ考えてしまう性格のタイプにオススの気持ちをゆったりする漢方薬をベースに1日3回しっかり服用して頂きました。
また、寝る前には、短時間睡眠でも眠りの質をよくすることで、スッキリ起きれ、日中元気で入れる自律神経のバランスを取る漢方薬を1包服用して頂きました。
「2週間後には、ご自身で考え方を変えてみたら、楽になったし、漢方を飲んですっかりよくなった、こんなに早く改善するとは・・」と喜んでご来店されました。
他にも、「便秘薬を使用しなくても毎日快調です。それには、どれがよかったのかしら?」とご来店時にお話されていました。
この方に、お出しした漢方は、便秘薬ではないのですが、ストレス熱で、腸内の潤いを消耗してしまった事による便秘だったので、2種類のストレス熱をとる漢方薬と潤いをつける漢方のおかげで、便秘改善につながったと考えられます。
精神的な症状でお悩みの方は、彼女のように、考え方、見方を変えると、楽になる道は開けるとは思います。
漢方薬で、すこしでも前向きな考え方に変わるお手伝いが出来ればと思います。
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